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学力低下の現実②
 今週うちの塾では中3年生を対象に、模擬試験を実施している。秋田県の高校入試と同じような傾向で作っているもので、目的としては今までやってきたことの確認と、わからないところの発見などといったことである。さらに、入試に備えて問題の傾向に慣れてもらおうという意味もあり、年に数回おこなっているというわけだ。

 
 秋田県の公立高校入試の国語には作文が出題される。あるテーマについての自分の考えなどを200字程度で書くといった内容だ。配点は100点中12点となっている。

 
 ということで、当然、塾の模擬テストも同じ形で出題したわけなのだが…

 まあ、今回に限ってのことではないのだが、どうも最近の中学生の文章作成力、表現力のなさには本当にがっかりしてしまう。小学校低学年が書いたんじゃないかと思わせるような、何を言っているのか、わかんないような作文が目に付いてしまうのだ。

 
  今回の作文のテーマ
"古いものの良さと、新しいものの良さと、どちらをより大切にしたいか"について、立場を明確にし、その理由がよくわかるように体験や具体例を示して150字以上200字以内で自分の意見を書きなさい。

 
  これに対してある生徒の作文
 
 僕は、古いもののよさを大変にしたほうがいいと思います。
「大変?大切の書き間違いかよ?」

 理由は、新しいもののよさを大切にすることは簡単だけど、古いもののよさを大切にするのは難しからです。
「難しいだろ! "い" が抜けてるよ!」

 僕は、新しいものが出るとほしくなって、古いもののよさを忘れてしまうことがあったからです。
「文末の"からです"と主語の"僕は"が対応してないだろ!」

 だから僕は、古いものを大切にしていったほうがいいと思いました。(終わり)
「えっ、もう終わり?短いなあ~。書き出しはいつも "僕は" からなんだな。小学生の夏休みの日記じゃないんだから。どれだけ自分のこと好きなんだよ?それと具体例とかいれないと古いものを大切にするという理由が相手にうまく伝わんないだろ!それから書き終わったあと校正しろよ!一応自分で書いた文、読み直さねえか?」


 まあ、こんなツッコミどころ満載の作文のオンパレードなのだ。これでもまだましなほうなんだけど…

 計算力などといった目に付きやすい学力低下は、その都度なにかしらの対策はたてやすいとは思う。しかしこうした作文を書くなどといった力は、なかなかハッキリとは点数化されないので見落とされやすいのではと思う。こういったところにも学力低下の魔の手が忍び寄っているのである…

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テーマ:テスト - ジャンル:学校・教育

コメント
この記事へのコメント
ゴロにゃ~ん。みけです。(かしこさんHP参照)
作文=自分の意志、意見発信ですよね。小学生が書いたつたない文章でも他人を感動させたり共感を得ることは可能です。だからこそ私はものすごく重要視しています。
でも、文章作成能力が低い子は、他人に自分の意志を伝えたくても上手くいかないもどかしさ、ストレスを抱えていると思うんです。だから作文指導には結構力を入れてます。
2006/09/06 (水) | URL | みけ #-[ 編集]
例に出された文章が、お上手と思えるほど、うちの中一の息子の作文はひどいです。。。。
まず、読んでもらえる字が書けない。
話し言葉での表現もへたですし、作文ときたら、小3の弟のほうがマシなくらいです。
読書量の少なさも原因でしょうか?
加えて、「私はこの子にちゃんとした日本語で話し掛けてこなかったんだろうか・・」と哀しくなります。
(絵本類の読み聞かせはいっぱいしたはずですが・・・・)
2006/09/06 (水) | URL | かぼちゃプリン #VFkxEMUo[ 編集]
やっぱり、読書量?!
わっはっは~~
って、笑っちゃんたんだけど、
実は我娘も、ついこの間まで、
「・・・私が持っているやつは、・・・」
などど、作文に書きおって、
「おかんの、口の悪さがモロバレやんか・・」
って、あわてたもんです!! (-_-;

でも、うちの塾は「読書の学校」と銘打つだけあって、
小学生のうちからたくさん本を読ませるんです。
小学生授業にはアニマシオンを取り入れて。
だから、中学生でも、大人顔負けで、
小説っぽいいたずら書きをするので、
私は、思わず、

 「ねぇ、続き、どうなるの?書いてよ!!」
なんて、言ってしまいます。
塾にも、いつも塾長が話題の本は仕入れているのに、
子どもから、「あれ入れて~」「これ入れて~」と、催促されていますねぇ。

私も、娘も、アニメ離れして、
もう少し、活字読まなきゃ・・・
ヾ(_ _。)
2006/09/06 (水) | URL | meimei #1JQD0tfs[ 編集]
みけセンセイ、いつもどうも。

今のメディア媒体では、ほとんど情報が受身的にはいってしまうんで、自らの意見を発信する機会ってなかなかありませんよね。

小中学生でもブログをやってみようってことかな?今では立派なブロガーもいますよね。


かぼちゃプリンさん、ありがとうございます。
お子さんもブログでもやってみましょうか。お母さんといっしょに、えへへ。


meimeiさん、ありがとうございます。

へえ~、すばらしいですね。見習いたいです。
本好きな子って語彙力もすごいですよね。
「時代を凌駕する」なんて言葉を、平気で使っちゃったりして。
おいおい、どこで覚えたんだ、そんな言葉…
2006/09/06 (水) | URL | sirius21 #-[ 編集]
コメント&訪問ありがとうございました。

以前に見た生徒の作文で「~てゆーか」とか「~してみたいなー」とか、お前なめてんのか! と発狂したくなるようなものもありましたよ。

数学を教えてても、文章題を読みこなせない国語力の欠如を日々感じます。

「意味わかんない」と生徒は言いますが、その意味がわかりません。

あっ、私のブログもぜひリンク貼らせて下さい。
よろしくお願いします。
2006/09/07 (木) | URL | ミヤ #-[ 編集]
先生、こんにちわ!
さっそくの更新ですね。^^
作文の力は、読解力と背中合わせのような気がしますが、
どうでしょう?
うちの娘は、ある塾で計算力などは
上がったんですが、
読書をサボっていましたら、確実に
読解力と文章力はがた落ちに・・・・
主人の教育方針は、
「義理と人情と国語力」だったのに。
娘には、たまにブログに文章書かせて
いますi-230
国語の力は、短期間ではつかないのでしょうね。
2006/09/07 (木) | URL | にこママ #-[ 編集]
ミヤさん、ありがとうございます。

国語力はすべての教科の基本なんで。

国は、国際化への対応から英語教育に力をいれようと考えているみたいですが(例えば小学校からの英語とか…)「英語よりまず日本語だろ!」ってツッコミをいれたいところです。


にこママさん、こんにちわ。

国語力は一朝一夕では身につかないので、指導のほうも大変です。中3の12月ぐらいに、「国語の点数をあげるにはどうしたらいいですか?」って相談されても…


書きたいこといっぱいあるんだけど、なかなか更新の暇がありませ~ん。(涙)見捨てないでくださいね。



2006/09/07 (木) | URL | sirius21 #-[ 編集]
仕事とはいえ・・・
私も子供も本好きですが、するっと頭に入ってこない文だと早々に諦めて投げ出します。

この夏は息子も宿題で2本作文を書きましたが、息子の文を読みながら・・・こんな駄文を先生はいくつ読まなきゃならないんだろう・・・とお仕事とはいえ同情を覚えました。

本を読むわりにあきれるほど文が書けないのは普段から物を「考えてない」証拠だと言いましたが・・・分かっちゃないだろな~
2006/09/09 (土) | URL | pocohaha #RgX./Mr6[ 編集]
学力低下の現実
はじめまして。
学力低下の現実、正にその通りです。それもかなりやばい状況ですね。私が教えた中2の子も、整数のわり算(2けたでわる計算)ができていませんでした。すぐに気づいてそこからやり直しをさせましたが、大変でした。問題(質問)の意味が分からないというレベルの子供もいました。もう少し小学校(それも低学年)の指導を考えなければなりませんね。今までと違った切り口の指導が必要だと思います。
2006/09/10 (日) | URL | 新しい窓1113 #Rw/ZwaGc[ 編集]
コメントありがとうございます。
pocohahaさん、毎度どうも。

なるほど、「読む=書く」ということではないんですね。
確かに、「読む」というのはあくまでも受け身的行為ですからね。それがそのまま「書く」力にはつながらないということですね。
やはり「読む」だけではなく、「書く」練習をず~っとさせる必要があるということですね。


1113さん、(なんてお呼びすれば…)はじめまして。

さっそく、そちらに訪問&コメントしてきました。今後ともよろしくおねがいしま~す。

2006/09/11 (月) | URL | sirius21 #-[ 編集]
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