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学力低下の現実①
 久しぶりの更新です。長い間休んでいましたが、またのごひいき宜しくお願いいたします。

 
 さて、うちの塾も他塾にもれることなく夏期講習なるものを催し、時間を大幅に延長して、暑い中、授業をおこなってきた。こちらの地区は夏休みは8月いっぱいではなく、24日までだったので、無事終了したというわけなのだが…。それにしても、疲れた。
 まあ、私自身が年齢を重ね、体力的にしんどかったというのもあるが、この疲れようはそれだけではないような気がするのだ。

 
 夏期講習のメインは中3年生になるわけだが、うちの塾の中3年生の学習目標は "中1~2年の内容を総復習し、完全に理解する" というもの。何年か前までは、まあ、完全理解までは達成できなくとも、7~8割ぐらいは理解できていたという感じだった思う。ところが、ここ最近の、この悲惨な状況はいったいどうしたことなのだろう。

 
 前から通ってもらっている塾生はまあそこそこ大丈夫なのだが、新たに夏期講習から参加した生徒なんかは、中1~2年の単元は、全く無に近い状態。ほとんどゼロからのスタートなんで、ほんとに一から十までの詳しい説明が必要。これがものすごくツライ。
 中1~2の内容の2年間分の内容を、わずか3週間ほどの講習のなかでやらなきゃなんないんで、とにかく時間がいくらあっても足りないくらい。

 
 とある生徒。中2の理科の電流の単元のところ。直列回路,並列回路での電流,電圧,抵抗の関係をやっとこさ理解させ、オームの法則の使い方もわかりやすく説明し、「よし、じゃあ、実際に例題でやってみよう。」ってことで、

【問】ある電熱線に6Vの電圧をかけたら0.15Aの電流が流れた。この電熱線の抵抗を求めよ。

 抵抗=電圧÷電流だから "6÷0.15=" という式。ここまではわかったんだけど、そのあとが…  

 「ん?どうした?」このひっ算を前にじ~っと固まっている。どうやら割り算は特に苦手らしい。さらに小数が出てくるとますますよくわかんないという。(ちなみに彼は中3)これって小学校4,5年生の計算だよなあ~。この解き方の説明に貴重な時間をかなり費やしてしまった。

 
 このような瞬間はまさに、奈落の底に落とされたような、そしてもう2度と這い上がってこれないんじゃないかと思うような、おも~い気持ちになってしまう… 「もううちの塾の限界を超えてるよ。(涙) どっか計算専門の塾にでも行ってよ。こっちは高校入試の受験生を対象に指導したいんだよ~。(涙さらに涙)」(心の声)
 
 
 
 って言えたら、どんなにスッキリするか。"顔で笑って、心で泣いて" 心の声を押し殺して、これからも老体にむち打ってこんな中でもやっていきますけどね。
 
 まさにゼロからのスタートで、説明の時間も倍に増え、このような形で精神的にもダメージを受ける。ホント疲れるはずだよ!

 次回に続く。

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