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中学校 定期テスト1回目②
 こちらのある中学校の1回目の定期テストの実施時期(5月下旬)があまりにも早いという記事を前回書いたが、(詳しくはこちらをご覧下さい 中学校 定期テスト1回目① )まあ、それはそれとして塾の立場としては受け入れるしかない。
 こちらの使命としては、通ってくれている生徒たちのために、いかなる場合でも、理不尽なこととはいえその対策の授業にベストをつくしかない。

 そんな気持ちにもなって、この話題は、これで終わりだと自分で納得しようとしていた。ところが、今回、それ以上にびっくりすることがあったのでまた続編を書いてしまった。
 
 前回書いた学校とは別の中学校の3年生のテスト範囲のことだが、ここは6月はじめに1回目の定期テストが行われる。まあ、それでも、時期が早すぎるのだが。ちょっと前にそのテスト範囲を見せてもらった。大体中学校では実施されるテスト日の2週間から10日ほど前に「教科書の何ページから何ページまで出題されるから、○○のとこよく勉強しておきなさい」などということを明示したテスト範囲表なるものが生徒に配布されるわけである。
 
 それを見てみると…
「うん、うん、英語、数学、国語、まあ、こんなもんだな。ちょっと少ないけど、まあ仕方ない。授業あまり進んでないし、想定内、想定内。え~っと社会は・・・えっ何これ?なんじゃこりゃあ~!」
 思わず叫んでしまった。
教科書P12~P14 …。 そっ、それだけですか…?たった3ページだよね…。」
 
 目が点になった。もう6月になったというのに、4月から今まで3ページ分しか進んでいなかったということなのか。
 さすがにこれではテストとして成立しない。で、そのあとにこのような追記が。【中1,2で学習し終わった地理・歴史からも出題する。配布された2枚のプリントから同じ問題を出すので自分で確認しておくように】どうやらこのプリントは基本語句中心らしい。例えば鎌倉幕府を作ったのは誰だ?みたいなやつのようだ。
 
 「ふ~っ、まあ、今回は、がんばってそのプリントの暗記だな。」
これぐらいしか、その生徒には声をかけてやれなかった…

 
 年4回のうちの第1回目のテストだ。この点数をもとに通信簿をつけ、内申書として高校合否に影響を及ぼしさえする。そういう意味で、ものすごく大切なはず。その点数の良し悪しに生徒や親は一喜一憂する。塾としてもいい点数を取らせてあげたいと、補習とかしたりしてがんばったりする。

 「ふ~っ。」ため息しかでない!実はこの学校は、理科も、ものすごく授業進度が遅くて、中3年生なのにまだ中2の単元が終わっていない。
 したがって今回の理科のテスト範囲は中2の化学分野の「質量保存の法則」のところと「天気」の最初のところまで。(「天気」の単元は途中なので、露点や湿度、前線などはまだやっていないのだ、中3で。)これまた、びっくり。

 私も長いこと塾講師をやっているが、これほどの状況に出くわしたのは、はじめてである。いずれにしろこの授業進度の遅さが、入試までの間でツケとなって表れてしまうだろう。塾としては最大限のフォローをしてやるのは当然だが、塾に通えない子はある意味、被害者になってしまうのでは?これには強い憤りを感じる。

 この教科は今後、授業時間数が足りなくなるのは明らか。もし可能なのであれば、授業進度が特に遅れている教科と他の教科、例えば選択の時間や総合学習の時間などと交換したりできないものなのか?それぐらいしなければ、解決できない大問題だと思っている。本当にこの学校の中3年生がかわいそう。他の学校にものすごく差をつけられている。この問題の解決に、学校全体として取り組んでほしいと強く願っている。


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テーマ:教育 - ジャンル:学校・教育

中学校 定期テスト1回目①
 早い中学校では定期テスト1回目が、5月下旬には実施されたということだ。こちらの地区では1,2,3学期制ではなく、前期,後期制なのでそれぞれ中間,期末の2回テストがあり、年間計4回実施されるわけである。そのうちの前期中間テストが早くも実施されたということになる。

 これは日程的にどう考えても早すぎると思う。前期は4月から9月いっぱいまでなので、バランス的に考えれば6月中旬ぐらいがもっとも望ましい時期なのではないかと考えられる。だが「その頃に部活の大会 (こちらの地区では中総体といい、毎年ちょうど6月第3土曜日から行われる) があるではないか。それに向けてがんばらせるためにテストの日程を前倒ししているのだ。」と偽善めいたことを言う奴もいよう。
 
 
 確かにわかるが、中総体の日程と重ならないようにするのであれば、なぜテストの日程を中総体が終わってから、例えば7月上旬あたりにできないのか、はなはだ不思議でならない。学校の授業がほとんど進んでいない (学校の授業進度 についてはこちらの記事をご覧下さい) この時期にいったいなぜテストを行わなければならないのか、まったくもって疑問だ。

 しかも中3年生は直前に修学旅行なので、帰ってきてからすぐテストというスケジュールだ。期間中は前後を入れれば1週間近く勉強していないのだから、また元の状態まで回復させるのはけっして容易ではない。せっかく修学旅行前に覚えていたことも、ほとんど旅行先においてきてしまったという感じになる。
 
 
 3年ぐらい前まではこちらの地区でも1,2,3学期制だった。この場合もし7月上旬にテストが行われるとすると、その後1学期終了までの期間があまりなく、学校としてはこのテスト結果をふまえ通信簿をつけなければならないので、日程的にも厳しく、先生方の仕事の負担が増大してしまうということがあった。
 
 だが、前期,後期の2期制である現在はそのようなことはないはずだ。学校側に他に何か特別な事情があるのか、それとも古い体質から抜け切れない悪しき慣習なのか、もしだれか知っている方がいらしたらぜひ教えていただきたい。
 
 
 テスト範囲の内容もあまりにも少ないという現実。今回のようなテスト日程であれば、テストとしてはきちんとした評価も判定できないだろうし、あまり意味をなさないものだと強く異論を唱えたい。学校の先生方一人ひとりもこのような疑問を持っていただいているはず。学校全体とかあるいはそれより大きいものに逆らえないのか?
 

 「もっと現場の状況を把握して、臨機応変に!今のままじゃ子供たちがかわいそうだよ。大人の都合で決めてんじゃないだろうな。もっと生徒の立場に立ってくれよ!



 ちょっと熱くなりすぎました…(反省)

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定期テストと入試とのギャップ
 中学校で実施される定期テスト(中間・期末)のレベルなのだが、以前と比べかなり簡単になったように感じられる。まあ、内申書が絶対評価になったんで、テスト範囲の単元をきちんと理解できたかという、確認テスト的なものになりつつあるから仕方ないけどね。小学校のときその単元が終わったらおこなう、ほとんどみんな100点満点取れるようなテストがあったけど、そんな感じ。(ちょっと大げさかも?)
 
 でもあまりに簡単すぎてちょっと困ることが起きてくる。「5教科合計で400点いったよ!」何年か前だったら、「お~、いい点数じゃん。よくがんばった。」と誉めてやったりしてたんだけど。今は400点ぐらいじゃ全体のやっと半分ぐらいの位置。それだけテストの内容が簡単なのだ。基本問題ばっか。
 
 定期テストの場合はそれでいいとは思う。けど、困るのは本人がその点数を自分の実力だと思い込み、高校入試でもその点数ぐらいなら取れるんじゃないかという勘違いをしてしまうことだ。親なんかは特に点数だけみるから「うちの子は8割とってるから、大丈夫。」というのも多い。これは中1~2で多く見られる。さすがに中3にもなると気づいてくるのだが、中1~2でどっぷり油断した人なんかは、中3になったときにはもう手おくれなんてことも。
 今ほとんどの学校では順位をださない。だから本人や親たちは取った点数で一喜一憂してしまい、あまりそのテストの平均点や難易度といったものを考えていないようなのだ。
 
 平成18年度秋田県入試の平均点は5教科合計271.7点。もし学校の定期テストの平均点が400点ぐらいだったら、その差は約130点。単純に考えれば高校入試では、その定期テストで取った点数のマイナス130点になってしまう…
 
 定期テストがあまりに簡単になってしまったのか、それとも今の中学生にとって入試問題が難しすぎるのか。いずれにしろ手おくれにならないよう、定期テストと入試とのギャップをいろんな場で、きちんと説明してあげねばと思っている。
 

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